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中和保健所食育推進プロジェクト(ヘルシー減塩プロジェクト)|奈良県|めるとが行く塩の旅|らくだ6.0プロジェクトオフィシャルサイト
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めるとが行く塩の旅

都道府県別の塩分摂取量を
掲載しています!

中和保健所食育推進プロジェクト(ヘルシー減塩プロジェクト)

奈良県は、遺跡や古墳・神社仏閣など国・県の指定文化財や有形無形文化財が各地に残る歴史が息づく県です。 大粒で甘酸っぱいいちご「アスカルビー」や、鶏やネギ、豆腐などの具材を牛乳で煮込む「飛鳥鍋」などが有名です。 そんな奈良県ではスーパーと協力し、食育推進プロジェクトを実施しています。 奈良県39市町村の内18市町村を管轄する中和保健所健康増進課 管理栄養士 小川宏子様、上田燈様にお話を伺いました。

健康課題
食塩摂取過剰が原因の疾患による医療費の高騰

中和保健所が管轄する地域では、胃がん、肝臓がん、心疾患の死亡率が県・全国平均よりも高く、特に心疾患の死亡率は全国よりも高く推移している。 医療費も高血圧、腎不全などの食塩摂取過剰が原因と考えられる疾患の医療費が高い状況にあり、奈良県の健康寿命延伸に寄与する主要な要因として「減塩」が挙げられた。 (平成25年「健康寿命に寄与する要因等の研究」より)

取り組み内容
食環境を整備

やさしおベジ増しプロジェクト

管内のスーパーと連携し中食で減塩できる環境づくりを目的としたプロジェクト。 平成28年度から「ヘルシー減塩プロジェクト」で従来の惣菜から調味料の使用を減らす取り組みを行ってきた。 それが令和元年度から奈良県全体の取り組みとなり「やさしおベジ増しプロジェクト推進事業」として、中食等の減塩及び野菜の増量等の取り組みを展開している。

<参加協力店(中和保健所管内)>

  • スーパーおくやま 全6店舗(平成30年度~)
  • スーパーオークワ 管内18店舗(平成29年~)
  • スーパーヤオヒコ 管内6店舗(令和元年~)
  • ヤマトー 管内1店舗(令和2年~)
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<店頭設置啓発チラシ>
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また、県民が簡単に作れる減塩レシピを保健所が作成し、スーパーオークワに提供。 店内に減塩レシピを設置(2回/月)している。 レシピには保健所のホームページのQRコードを貼付し、過去に紹介したレシピを閲覧できるように工夫も行っている。

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実施後、アンケート等の調査結果より、減塩後の売り上げが増加し、減塩してもおいしいと好評だった。今後も参加企業、店舗を増加し食環境整備を行っていく。

中和保健所管内一斉食育推進啓発活動

9月は「中和保健所管内一斉食育推進啓発活動」を実施。

2020年度は、課題となっている「減塩」・「中食」・「野菜摂取」をテーマに3種類のポスターを作成。 管内食育関係機関(18市町村)、民間企業・スーパーマーケット(31施設)等で掲示し一斉に啓発を行った。 2020年度作成のポスターには、新たに保健所ホームページのQRコードを添付し、 減塩、野菜摂取増加が必要な理由や家庭で取り組む工夫、レシピなどを閲覧できるように工夫している。

<啓発ポスター>
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<保健所ホームページ>
●やさしおベジ増しプロジェクト(中和保健所)http://www.pref.nara.jp/56055.htm
●やさしおベジ増しレシピ http://www.pref.nara.jp/55809.htm
●食育 http://www.pref.nara.jp/39189.htm

食育の日の普及啓発

「橿原総合庁舎勤務職員及び来庁者」を対象に毎月19日の「食育の日」(19日が休日の場合は17日の「減塩の日」)に、 庁内アナウンス放送により、減塩・野菜摂取推進について啓発。

減塩・野菜摂取に関するメッセージと共に県が作成した「適塩ソング~美味しい楽しい適塩生活~」を 毎月繰り返し放送することで、健康意識が低い無関心層や働き盛り世代に対して知らず知らずのうちに意識づけを行う。

コロナ禍での工夫
情報発信を充実

中食の利用が増加し、家庭で栄養バランスを考えた食事を重視する人が増える今だからこそ、 自然に健康になれる食環境の整備と、食に関する適切な情報を住民が得られるようにポスターやチラシの啓発物や ホームページからの発信を充実させている。

期待される効果
具体的な数値目標を立て取り組む

なら健康長寿基本計画、第3期奈良県食育推進計画で、以下の数値を目標としている。

●「減塩を目的とした事業に取り組む市町村数」
 現状値(平成29年度時点):34市町村
  →令和4年度目標:39市町村(県内全市町村)
●「成人の1日の食塩摂取量」
 現状値(平成29年度時点):男性:10.6g、女性:9.2g(平成28年度国民健康・栄養調査結果)
  →令和4年度目標:男性、女性共に8.0g
●「血圧要治療者(140/90以上者)の割合(50歳代)」
 現状値(平成29年度):男性 25.8%、女性 16.2%
  →令和4年度目標:男性 23.2%、女性 14.6%

住民個人の減塩の取り組みに加え、「健康的な食事が選択出来る環境」「無意識のうちに健康な食事をとっている」など 自然に健康になれる環境を整えることで、高血圧の人を減らし、将来的に心疾患、胃がん等の予防が期待できる。