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減塩コラム:コンビニで減塩するには | 赤羽もり内科・腎臓内科 森 維久郎先生
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減塩コラム

各先生に減塩に関するコラムを
執筆していただいています

コンビニで減塩するには

私達の生活に欠かせないコンビニエンスストア。今日はコンビニで減塩する方法、食品のおすすめの組み合わせ方などをご紹介します。

コンビニで減塩するには?

コンビニに売られているお弁当やパン、おにぎり、麺類など。仕事で忙しいとコンビニでご飯を済ませることも多くなると思います。コンビニは減塩するのが難しいかと思いきや、そんなことはありません。なぜなら、コンビニの商品には食塩相当量が記載されているからです。さらに優秀なことに100gあたりの記載ではなく、1パックあたり、1個あたりで記載されている商品ばかり。そのため食塩相当量が一目で確認でき、他の商品と組み合わせするときにも計算がしやすいのです。

おにぎり1個の塩分は1gほど

おにぎり

コンビニに売られているおにぎりの塩分量は1個あたり1gほどです。もちろん具材によって異なりますが、おおよそ1gのため、2個なら2gほどとなります。1日6g以内に塩分を抑えたいのであれば1食あたり2〜3gが目安となります。コンビニでおにぎりを2個購入するとそこで2gとなります。ただ、おにぎりだけでは野菜が不足してしまうので、サラダなどをプラスするのがおすすめ。ドレッシングにも食塩相当量が記載されているので、塩分量を確認してできるだけ塩分が少ないものを選ぶと良いでしょう。


減塩商品がコンビニにも並ぶように

減塩料理

セブンイレブンには減塩タイプのインスタント味噌汁が発売されております。私も購入して食べてみたのですが、減塩とは思えないおいしさでした。1杯あたり1gの塩分量で、一般的なインスタント味噌汁のおよそ半分ほどの塩分量になっているかと思います。塩分を1日6gにしていくためには、1品1品の塩分量をいかに少なくしていくか、要するに「ちりも積もれば山となる」という考え方が重要ですが、味噌汁を減塩タイプにするだけで1gも減らすことができるので、インスタント味噌汁をよく飲まれる方は減塩タイプにすることでグッと塩分を抑えることができます。

できれば4g台にならないように

コンビニのお弁当は塩分が高いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、食塩相当量3g台のものが多いように思っています。3g台であれば、前後の食事で工夫したり、翌日少し塩分控えめにしたりと調整も可能ではないでしょうか。4g台になると、1日の6割以上の塩分を1食で摂取してしまうので少し多いかと思います。お弁当を選ばれるときは塩分量が3g台までを目安にするのがおすすめです。

コンビニは組み合わせ次第で減塩できる

コンビニの商品は食塩相当量が記載されているので、塩分コントロールがしやすいのが特徴です。お弁当の塩分量も2g台、3g台のものが多いので、前後の食事で調整すれば問題ありません。減塩商品もコンビニに並ぶようになっています。ぜひ、コンビニでの減塩方法の参考にしてみてください。